2015/03/08

挿し木

 こんにちはタラスキンボンカースです。

『ルートン』
これ、便利なのです。

今日は、『ルートン』を使って、挿し木をしてみましょう。
標的は、『シャリンバイ』という木。

『シャリンバイ』は、沿岸の岩の上などに自生している木で、
風や大気汚染にも意外と丈夫なことから、
都内の中央分離帯などに植えられていることもある。

ともかく、僕たちの庭に一本だけ自生しているシャリンバイを、
挿し木で増やす試み。
ころよい枝を切ります。

2年目くらいのところで、枝を切ります。
(1年で15センチほど成長するのだけれど、
その下の、おととし成長した部分で切る)
葉っぱを切除。

切られた枝は、根っこからの給水が断たれるので、
水を発散する葉っぱは、少ないほうがいい。

しかし同時に、養分も根っこからは吸収できなくなるので、
少しだけ残した葉っぱが、
光合成をして発芽の為のエネルギーを生産する。(はず・・・)
スパッと切る。

挿し木の根っこは、節のあたりから出るので、
1年目と2年目の”節”のすぐ下あたりを、スパッと切る。

よく切れる刃物で、スパッと切るのは、
導管をつぶさないためと、清潔な状態を保つため。
『ルートン』(発根促進剤)登場。

切り口に『ルートン』を塗布します。細かいパウダー状です。
指ではじいて、余計な粉を落とす。
棒などであけた穴に10センチほど、そっと挿す。

軽く押さえて、土に灌水。

今回は、『シャリンバイ』の植え込みがほしい場所に、
直に挿してみました。

上手に根っこが出れば、新芽が伸びてくるはずですが・・・。