2014/11/17

2014年の日本ミツバチのハチミツ。

 こんにちはタラスキンボンカースです。

とても濃厚な色。
今年のハチミツです。

家から3~4キロほどの峠道にある、小さな売店で買います。

ほぼ無人販売の小さな売店では、近くの磯で採れるヒジキや
猟で捕れたイノシシの肉、干したサンマなどを売っています。

この小さな売店で毎年、こころ待ちにしているのが、
『日本蜜蜂のハチミツ』です。

『日本蜜蜂』は、養蜂で使う西洋ミツバチとは違って、
あたりの山に生息している在来種のミツバチです。

西洋ミツバチよりも小さくて、少し黒っぽい色をしています。

西洋ミツバチは、養蜂のために飼育されているので、
ものすごいスピードで蜜を集めることができるのですが、
日本ミツバチは、1年かけてゆっくりと蜜をためます。

そのために、日本蜜蜂のハチミツは、
四季をとおして咲いた、いろいろな花の蜜が混ざっています。

ハチミツの採取は、毎年10月から11月。

始めはトロリとした茶褐色のハチミツですが、
11月半ばになると、こうして固形になりはじめます。
 ミツロウのようです。

固形になると、味も香りも独特なものになります。
ザクッ。

1年間に咲いた花の香り。
この辺り咲く花の1年分の香りが、全部します。

毎年、味が違うので毎年楽しみなのです。