こんにちはタラスキンボンカースです。
とても濃厚な色。
今年のハチミツです。
家から3~4キロほどの峠道にある、小さな売店で買います。
ほぼ無人販売の小さな売店では、近くの磯で採れるヒジキや
猟で捕れたイノシシの肉、干したサンマなどを売っています。
この小さな売店で毎年、こころ待ちにしているのが、
『日本蜜蜂のハチミツ』です。
『日本蜜蜂』は、養蜂で使う西洋ミツバチとは違って、
あたりの山に生息している在来種のミツバチです。
西洋ミツバチよりも小さくて、少し黒っぽい色をしています。
西洋ミツバチは、養蜂のために飼育されているので、
ものすごいスピードで蜜を集めることができるのですが、
日本ミツバチは、1年かけてゆっくりと蜜をためます。
そのために、日本蜜蜂のハチミツは、
四季をとおして咲いた、いろいろな花の蜜が混ざっています。
ハチミツの採取は、毎年10月から11月。
始めはトロリとした茶褐色のハチミツですが、
11月半ばになると、こうして固形になりはじめます。
ミツロウのようです。
固形になると、味も香りも独特なものになります。
ザクッ。
1年間に咲いた花の香り。
この辺り咲く花の1年分の香りが、全部します。
毎年、味が違うので毎年楽しみなのです。