番屋(ばんや)。
小さな漁港の隅っこにある小屋のようなもので、
たいてい、漁につかう道具などがしまってある。
海辺に住む人にとっては仕事場のようなもので、
潮風にさらされて、すっかり色あせた雰囲気でも、
きちんと整理されていて、大切に使われている。
僕たちは、こういうのが好き。
扉の隙間から、中をのぞいてみたりして・・・。
大きな竹カゴが二つ、きちんと並んでいる!
どうやらこの番屋は、「天草」(てんぐさ)を
加工するのに使われている所のようです。
奥には、大きな樽や、古そうな秤も見えます。
海藻の「天草」は、伊豆の海辺の特産品で、
グツグツ煮ると、寒天のもとになります。
番屋。カッコイイ・・・。
石(伊豆石)を、きちんと積み上げて造った
古い蔵を、漁村のあちこちでよく見かけます。
古い漁村の、古い家々に軒を連ねて、
ごく、さりげなくあるのですが、なぜか・・・。
とても美しいのです。
じーっ・・・と、近づいてみてみると・・・・。
とてもさりげなく、美しい石の加工。
石工の心意気が伝わってくるようです。
こういうのが、僕たちは大好き。
大福をパクリ。(いちご大福だ!)
ピンクと、キイロと、緑。
三色の大福は、近くの直売所で買ったもの。
三色の色は、それぞれ野菜を練りこんだ色。
たとえばキイロい色は、かぼちゃ。
「原料」の表示に、添加物が一つもない。
こういうの、僕たちは大好き。