2010/09/17

浜辺の子ネコ

こんにちはtarasukinです。
 
田んぼの向こうに海。
伊豆半島の西側を車でドライブしていて見つけた集落。
周囲を森に囲まれて、海に開けた小さな田んぼは
稲がたくさん実って、収穫の時期を迎えているようです。
 
小さな田んぼを中心に、ほんの数件の集落です。
さらに西の海岸沿いを行きます。
午後の日差しが、海に反射してギラギラと光ります。
 
伊豆半島の西側には電車が走っていません。
国道ができるより以前は、舟で行き来する集落が
数多くあったようです。
 
くねくねと崖に張りつくような道を行くと、
大きなゴロゴロ石の浜がありました。
 
さっそく、大きなまるい石のうえを飛び越えて
あたりを散策します。
ニー・・・ニー・・・。
 
小さなネコの声がします。
 丸い石の下から。
 
子ネコが這い出してきました。
僕が指で、小さな頭を撫でていると
離れたところからじっと見ているのは黒いネコ。
 
どうやらお母さんのようです。
 
僕が子ネコから離れるや、
「うちの子に触らないでちょうだい!」みたいに、
やってきて子ネコの頭をペロペロ。
「ここは危険だわ!」
 と、ばかりに子ネコをくわえて連れて行ってしまった。
 
浜辺の石の下に住んでいた子ネコと母ネコ。
ペロペロ舐められていた子ネコの、とっても安心した顔。
たっぷりの愛情をもらって、元気でね。