2010/06/12

ほたるの里

こんにちはtarasukinです。

 田植えの済んだ棚田。
私たちの家から、車で少し行ったところに
かわいい棚田があります。

 棚田からは海を眺めることができます。
こんなところで田植えしたら、気持ちいいだろうなぁ。

 今日はくもり空で、海がきれいに写らないので
イネの写真。

 この棚田の一番上には無人の小さな農家小屋があって
おいしいシイタケが、かごに入れて売られていた。
大きくて厚くておいしくて、5個くらいで100円。
お金はクッキーの空き缶に入れるようになっていて、
「善意が支える私の老後。」って書いてある
木の札がぶら下がっていたっけ。

 今はその細い農道が拡張工事の真っ最中。
小屋も、きれいに積まれた石垣も
刈り込まれた道端の生垣もなくなってしまった・・・。
買い物帰り偶然みつけた、ほたるの里。

 私たちの家から、伊豆半島の西側へ向かう道は
国道ですが、ねくねと細く、ところどころ片側通行に。
そしてガードレールの下は断崖絶壁・・・・。
で、大きな海が広がっています。

 昼間はスリルに満ち溢れたドライブコースなのですが、
夜になると、真っ暗に。

 真っ暗な夜道に「ほたるの里」と
手描きの看板を見つけて、矢印の方向へ。
 
真っ暗な駐車場からゆるやかに下る山道には
ぼんやりと提灯が燈されています。
ものすごく「ぼんやり」なので、足元も見えません。
提灯にいざなわれて、5分ほど山道を下ってゆくと
にわかに、まるで「満点の星」がざわめくように
緑色の光の粒が、あたりに浮遊していました。
 
わぁ・・・・・・・。
と小さく声を凝らす僕たち。
 
本当に真っ暗な山の中にある、夢のような景色です。