サクラの小枝です。近くのサクラのが枝打ちされていたので、
切られた枝を短く刻んで、もらってきます。いろいろ使いたくて。
このサクラはカワヅザクラで、2月には満開になります。
4月に咲くソメイヨシノよりもピンク色が濃い花で、
同じ時期に満開になる、ナノハナの黄色とよく合います。
小枝は開花にそなえて、赤味を帯びた樹皮をしています。
つやつやと滑らかに光っていて、とてもきれい。
この樹皮を煮出した染液で布を染めると、
桜の花びらと同じ色がでるのです。
と、裏の畑から”おばさん”の呼ぶ声。
出てゆくと、頭ほどの大きさのカブみたいな大根を6個、
(おばさんは毎年、大根というとこの大きい品種を作っている)
ほうれん草をひと抱え、(肉厚でとても立派です)
大きくて柔らかいパセリをたくさん、(とても大きいです)
くれました。ネギは勝手にぬいて食べていいからねって。
つめたい風が吹いてきたので、
温かいミルク紅茶を入れて”おばさん”に出しました。
で、頂いたパセリ。森の木のように大きくて、茎はセロリの様。
みずみずしくて柔らかいので、bonkersと一緒に
染物を続けながら、ちぎってはムシャムシャとつまみ食い。
ものすごくよい芳香と、甘みがあります。
パセリが甘いとはねぇ・・・。考えたこともありませんでした。
”おばさん”いつも本当にありうがとうございます。