2021/10/05

松風(マツかぜ)

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

伊豆半島の先端で暮らすのに、車は大切な道具。

半島の東海岸にはローカルな電車が走っているのだけれど、下田を終点にその先から西海岸にかけて、公共交通機関はたまに通る路線バスだけ。

山と谷がそのまま海へ落ち込むような伊豆半島の凸凹の地形は、どこへ行くのにも峠を越えなくてはいけないので、徒歩や自転車での移動は現実的ではなく、そもそも家から最寄りのスーパーまで13キロ離れているので、スーパー・図書館・薬局・金物店とハシゴすれば、家に着く頃には日も傾き・・・。

しかし。

そんな場所だからこその、暮らしの楽しみ方も在るというもの。

買物の途中、お昼を過ぎ車の中でパンをかじる↑。
車のフロントガラス越しに青い海が広がる。

初の陽射しは透明感が増して清々しい。

そんなのを、ぼんやりと眺めながらスーパーで買ったパンをかじる。
すると、スーパーのパンがことさら、おいしく感じたり。
松の木陰に風が吹き抜ける。

サワサワ・・・。
吹き抜ける風は、爽快なマツの香りがする。

さて、金物店へ釘を買いに行くとしましょう。