こんにちはtarasukin bonkersです。
ふと目をあげると、いつのまにやら辺りの野山は春の色どり。
こんもりとした山の肌を白く染めるのは、オオシマザクラやヤマザクラです。
鮮やかなイエローはクヌギやエノキ。
明るい緑はヤシャブシなどです。
花や新緑のいろいろな種類のいろいろな色を見つけることができます。
山の木々は人が植えたものではなくて、自然の仕業によるものです。
木々は、何かの偶然で山肌に落ちたタネが芽吹いて、運が良ければ枝を伸ばすことができます。
多くは小さなうちに動物にかじられたり、ほかの木々に光を遮られて枯れてしまいます。
ツルに巻かれて枯れるものもあり、やっとほかの木々に負けず樹冠から頭が出るほどに成長したとしても、風にあおられ倒れるものもあるでしょう。
しかし何年も何年も、幸運に恵まれつづければ大木に育つことができます。
幸運にも大木に育った山の木々は、互いに精妙なバランスを保ちつつ共存することができます。
美しい山肌は幸運のカタマリなのです!