2018/06/11

マツバガイ

こんにちはタラスキンボンカースです。

今朝は『ごみ当番』の日でした。

私たちの住んでいる60世帯ほどの海辺の集落では、不燃ごみの回収が1ヶ月に2回。
『ごみ当番』は、朝6時ー7時までの間、回収場所に立って集落の人たちのごみの分別を手伝うことになっています。

海辺の朝は早い・・・。

そんな『ごみ当番』の前日の日曜日、今年初めての海遊びに出かけました。
やや小雨の降るお天気ではありますが、そんなこと気にしません。

やって来たのは、下田の『爪木崎(つめきざき)』です。
磯に出ると、色とりどりの海藻が打ち上げられていました。

カラフルな海藻や貝がらに、キタダがやたらとはしゃいでいます。
ほんとうにこういう、『かわいらしい』ものが好きなのです。
と思いきや、果敢に海へ入っていった。

そう、今日は海の幸を探しに来たのでした。
長ズボンをはいてきてしまった私もいっしょに、透明な水の中へ膝まで入ってゆきました。

今日の獲物はマツバガイ。

伊豆で半島でも、地域(漁協)ごとに遊漁のルールというのが決まっていて、採取してよいもの(遊漁)と悪いもの(漁業権のある人が採るもの)があります。

マツバガイは採ってもイイやつ。
マツバガイ。

磯の岩なんかにへばりついている、小さなあわびチックな貝です。

サイズは長い辺で4-5センチといったところですが、それでも十分おいしく食べることができます。

私たちはコレが食べたくて(正確には採るのが楽しい)海遊びができるシーズンを待ちわびていたのでした。
食べた。殻。

マツバガイは、バターソテーにしたりフライにしたりして食べました。

ふたりで、びしょびしょになりながら採ったマツバガイ。
サザエやアワビに比べれば、だいぶ味は地味だけれど、”うれしい”味がするのでした。