2018/03/12

桜葉

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

春らしくよく晴れた日曜日、となり町の松崎町へ散歩に出かけました。
松崎町までは、車で35分ほどです。

家を出てすぐに後ろを振り返ると、きらきらと眩しい海が広がっていました。
左向きのクジラのこどものように見える島は無人島です。(見えない?)

少し行くと、見晴らしの良い駐車場があって、隣の集落が見下ろせます。

すごい高低差。

伊豆の地形は海からすぐに山(崖)がせり上がっており、平地がほとんどない。
崖に張り付くように集落が形成されています。

崖での生活はたいへんな苦労がありますが、日差しの強い斜面のだんだん畑を利用して、マーガレットやアロエ、アガパンサスなどの花が栽培されています。
さて、隣町の松崎町につきました。

松崎町にはいくらかの平地があるので、こうした緩やかな河や田んぼが山に挟まれながらも広がっています。

河原の小道を散歩しましょう。
河原にはオオシマザクラ(※)ヤマザクラが咲いていました。

河原にはおよそ5キロにわたってサクラ並木が続いています。

並木はソメイヨシノを中心として、このオオシマザクラ(※)ヤマザクラ、そして咲き終えたばかりのカワヅザクラが少し混ざっています。

それぞれのサクラは、少しずつ開花の時期がずれるので、2月半ばに咲き始めるカワヅザクラから、3月のオオシマザクラ(※)ヤマザクラそして4月のソメイヨシノまで長い間サクラが咲き続けます。
淡く白いオオシマザクラ(※)ヤマザクラ。

※↑この記事は3月25日に訂正しました。
※この花をオオシマザクラと書いていましたが、ちゃんと調べたところ実はヤマザクラでした。

桜餅をくるんでいる桜葉漬け(桜の葉の塩漬け)には、芳香の良いオオシマザクラの葉が使わています。
オオシマザクラの葉の栽培と桜葉漬けは、全国の70%をこの松崎町が生産しています。
そして、オオシマザクラの花が咲いているのは、この記事を訂正している3月25日。