うす茶色の粉。
先日、スーパーの粉うり場で見つけたもの。
思わず「??」と思って買ってきたその理由とは・・・。
『はったい粉』
何、このネーミング!
聴いたことのない響き!
しかも、パッケージにはおおきく『はったい粉』と書かれた横に、『いり麦・おちらし・こばし・こんこ』さらに『麦焦がし こうせん』と、やたらと無数のネーミングが羅列されたデザインとなっていて一体なんなのか全然わからない。
・・・けど、原材料は『大麦(国内産)』。
食べ物なので食べた。
さっそく調べたところ、炒った大麦を粉にしたもので、「砂糖を加えてお湯で練り、おやつにした」などとなっているのですが、名称の由来やら、どこの地域のものなのやら、詳細は不明・・・。
実はパッケージの裏に「お召し上がり方」が書かれており、上記のお湯で練る方法のほか、牛乳に溶かして飲む、ホットケーキやクッキー生地に混ぜるなどとある。
つまりは火が通った大麦の粉なわけなので、小麦粉代わりで100%『はったい粉』だけでパンケーキにしてみた。
さて、どうなるのやら。
はったい粉のパンケーキ:
はったい粉50g
砂糖50g
ベーキングパウダーこさじ1
シナモン少々
塩少々
バニラ少々
たまご1こ
牛乳250cc(やたらと水分を吸うのでけっこう多めです。)
基本的なパンケーキの作り方は先日のブログに書いた通りなのですが、大麦にはグルテンが含まれていないとのことなので、膨らむのか固まるのかが不明でした。
どこかでかいだことのある、独特な香ばしい香り・・・。
焼けた。
何ということはなく、通常のパンケーキと同様にフカフカに焼けました。
ただしかし、『はったい粉』はすでに火が通った大麦なので、多少生っぽく焼けていてもOKということ。
つまり、ダメと言われてもクッキー生地を生でつまみ食いしてしまうクッキードウ(cooki dough)好きにはうってつけかも。
ということで、少しだけ中心がねっちりとした『はったい粉パンケーキ』は大変おいしい。
そして、どこかで味わったことのあるこの独特な香ばしい味と香りは・・・。
ネスレ”ミロ”と判明。←P.S. ちょっと違ったかも。