2018/01/22

太郎杉

こんにちはタラスキンボンカースです。

先日、下田市の市民文化会館で行われていた「昭和の名画鑑賞会」というのに行って1963年の映画『伊豆の踊子』を見て来たから、というわけではないのだけれど、天城の遊歩道(踊り子歩道)の一部分を歩いてみることにしました。

道の駅『天城越え』に車を止めて『太郎杉コース』(片道30分)を歩いてみます。
※太郎杉というのは静岡県指定の天然記念物で樹齢400年の天城山いちばんの巨木。

キンキンの寒さを期待していたのですが、意外にも普通の寒さ。
らららー。

天城の一帯は年間降水量が4000ミリリットルを超えるという場所で、たいへん水が豊富。
右から左から水が浸みだして、いくもの沢になって下っています。
あたりにはワサビ沢がいくつもありました。

そんな水の流れる音が絶え間なく聞こえる遊歩道は、杉の落ち葉でフカフカのじゅうたん状態となっています。
小さなトラス橋。

つるりとした岩肌でできた沢を、ウォータースライダーのように水がするすると流れてゆく。

このつるりとした岩肌は、溶岩が沢に沿って流れ固まった痕跡なのだそう。
夏なら、あそこから滑り降りたら楽しいだろうなぁ。

と思うものの、あまりにも寒々しい雰囲気。
林道わきに『太郎杉』の看板がおもむろに現れて、どうやら到着。

コース案内では50分とありましたが、ここまでおよそ30分といった感じでした。
看板の後ろを見上げると・・・。
太郎杉↑。

写真ですと非常にわかりにくいのですが、確かに巨大な杉でした。

クリスマスツリーのような、きれいな紡錘形の杉で、太い枝がどれもググッと上を向いているので、遠目には若木のように見える。

もっとも、樹齢400年ということなので、木としてはまだまだ若いうちなのかも。

近づけばいよいよ巨大なのですが、太い幹の間近には侵入できないよう(保護のために)柵がしてあり接触は不可。
太郎杉から沢に降りる小径があるので、そこで休憩。

沢水でコーヒーを淹れてみることにしました。
沸かして。

絶え間ない沢の音を聞きながらコーヒーをすすってしゃべっていると、いろいろなことを忘れてしまいそうになる。

今日は『三嶋大社』でおみくじを引くのを楽しみにしていたのでした。
そして、三島へやってきた。

『三嶋大社』へ初詣。
境内で「おみくじ」を引いて帰りましょう。