2015/02/01

稲取

 こんにちはタラスキンボンカースです。

今日は伊豆の『稲取』を散歩することにします。
『つるしびな』(つるすタイプの雛飾り)が有名な『稲取』ですが、
今日は海辺から『細野高原』まで歩いてみましょう。

往復12キロおよそ4時間+お昼ご飯のコースです。

『稲取』の集落(と言っても町のように大きい)は、
その大半が海に突き出した半島に集中しており、
山のほうには、みかん畑が広がっている。

山の斜面に築かれた石垣は、どこも立派で、
石垣の縁には、背の高いマキの生け垣がそびえ
その奥に、大きなお屋敷の屋根が見える。

庭先のカキの木には、大根がたくさん干してあったり。
きっと、昔から受け継がれる丁寧な暮らしぶり。

そんな風景を眺めながら、道は延々と上り坂。

民家が途絶え、スギの林を抜けると『細野高原』入り口です。
 高原を歩いているところ。

木がほとんど生えておらず、辺り一面すすきの原っぱ。
空が広い~。
 伊豆七島が見えます。
 発電用の風車。

ずらりと並んだ風車は、最近たてられたようで、
まだ稼動していないのか、どれも止まったままでした。

一番右の風車のあるあたりが、
細野高原の一番上『三筋山』の山頂に当たります。

そこまで登ってゆきたいのですが、
今いる場所から山頂までたぶん1時間30分ほどなので、
今日はここまで。
下ってきました。

みかん畑の脇を歩いていると、ぱっと視界が開けて
『稲取』の半島が見渡せました。

こんもりと盛り上がった中央は森で、白い灯台も見えます。
肩を寄せ合うような家々。港。海。
とても美しい半島です。