2014/07/29

刈払機(かりばらいき)

 こんにちはタラスキンボンカースです。

ぼくたちの庭。

庭というか、山というか、草がボーボーになってしまいました。

毎年、夏までには3回ほど草を刈るのですが、
今年は梅雨のころに刈らなかったので、こんなになった。

草には、成長するタイミングがあって、ある時期に急に伸びる。
また、変な時期に刈ると、たくさん枝分かれして茂ったり、
強い芽が吹いて、一気に伸びたりもする。

「花が咲いている~」なんて思って見ていると、種ができて、
翌年は庭一面、その草でおおわれる事に。

集落の人々は、きちんと『刈時』を見極めて刈っているので、
みんなが刈っている時に、真似して刈るのが一番いいみたい。
 先ほど届いた『刈払機(かりばらいき)』。

集落のおじさんたちは、たいていこの『刈払機』を持っていて、
草刈りの時期には一斉に、
このエンジンの音が、集落中に鳴り響くのです。

ビィィ・・・・・・ン。シャリーン・・・シャリーン・・・。

シャリーンという音は、先端で回っているマルノコの刃
みたいのが、地面の石ころに当たるときの音です。
これがグルグル回る。

危険な感じ・・・。

2014/07/26

大きいオクラ小さいスイカ

 こんにちはタラスキンボカースです。

「おーい。」
朝、裏の畑で”おばさん”が呼んでいる。

「しばらく畑に来なかったら、みんな大きくなって。」

そう言って、
20リットルの袋いっぱいにいろいろな野菜を詰めてくれた。

シシトウ・インゲン・葉ショウガ・巨大なオクラ!
とても大きい。(測ったら23センチあった)
大きいけれど、柔らかそうです。

そして、「きゅうりはこれでおしまいだよ。」
 先日、直売所で買って来たスイカ。

この時期、たくさんのスイカがゴロゴロと店頭に並ぶのですが、
これは、ラグビーボールくらいの楕円形のやつ。
(測ったら22センチあった)
600円。

ふたりで食べるのにはちょうど良い感じの大きさで、
何より、冷蔵庫に丸ごと入れられる。

4つに割って食べるのも、豪勢な気分。
そして、何より甘い!!
 先日、直売所で買ったピーマン。巨大!

「ピーマン」と、書いてあったけれど、たぶんパプリカ。
ゴロッと大きくて肉厚なので、半分に切って、肉詰めに。

種をとった内側に、片栗粉を振り入れて、手のひらで
蓋をするようにパフパフッと叩くと粉がまんべんなく内側につく。

ひき肉に、玉ねぎとピーマン(本当のピーマン)のみじん切り、
塩、コショウをして、こねたら、
テーブルナイフを使って、すきまなく詰め込みます。
こんがり焼けた。

フライパンに残った油にトマトケチャップをザッと混ぜて
ソースにして出来上がり。

※パプリカは甘みがあるけれど、ピーマンの方が香りが良い。
この料理は、パプリカよりピーマンの方がおいしいかも。

2014/07/24

いただきます。

 こんにちはタラスキンです。

オムライス。
ボンカースです。

オムライス。

時々、お昼はこんなごはん。

2014/07/23

煮かぼちゃ。

こんにちはタラスキンボンカースです。

かぼちゃ。
今年の初物です。

「採ってみたら少し早かったかも・・・。」そう言って、
裏の畑の”おばさん”が玄関先に持ってきてくれた。

直径30センチほどの立派なかぼちゃ。

さっそく煮ると、きめが細かくてとってもおいしい!

煮かぼちゃの「ホクホク」と「ねっとり」
作り分けの方法を編みだしました。

火を止める間際に、煮汁を切るとホクホクの煮かぼちゃに。
(熱で水分が抜ける。粉ふきイモの要領)
煮汁があるまま火を止めると、ねっとりの煮かぼちゃになる。
(冷めてゆく過程で煮汁を吸う。大根煮の要領)

2014/07/21

優しい味の

 こんにちはタラスキンボンカースです。

先日、どしゃぶりの中、下田松崎街道沿いにある
『おふくろまんじゅう』へおやつを買いにゆきました。

のどかな山道のわきにある、作業場のようなお店では、
5~6人のおばあちゃんたちが、割烹着姿で
おまんじゅうを蒸かしたり、小豆を煮たりしています。

『おはぎ(6個入り)』と『栗蒸ようかん』を買います。
どちらも私たちの大好きなモノ。

お金を払っていると、
「どしゃぶりの中、来てくれたんだから。」
といって、おばあちゃんがもう一つ
『おはぎ(6個入り)』と干しぶどうの『蒸しパン』を
ふくろに詰めてくれた。
おはぎ。

つぶあんと、すりゴマと、きな粉。
すりゴマと、きな粉のは、中につぶあんが入っている。

おばあちゃんたちの気持ちも、手作りの味も、やさしい。

『おふくろまんじゅう』
夕方4時ころになると、閉まってしまいます。
こちらも手づくりで好きなモノ。

三島にある『村の駅』でかうお弁当。
こちらはだいぶ規模の大きなお店ですが、直売所のような所。

『サバ押し寿司』『牡蠣ごはん』など。

ものすごく優しくておいしい味で、好き。

”おいしくなるように作った”のではなくて、
(世の中にはこういうモノはたくさんある)
”おいしく食べてもらいたいと思って作った”味なのです。
(お母さんがつくるお弁当のような)

似ているけれど、ちょっと違う。

2014/07/19

きゅうり食べるー?

 こんにちはタラスキンボンカースです。

裏の畑の”おばさん”が呼んでいる声がします。
「おーい。きゅうり食べるー?」

「はいはい!」
と、よろこんで玄関を出てゆくと、”おばさん”はバケツ一杯、
いろいろな野菜を収穫したのを、くれた。

キュウリ・ピーマン・ナス・シシトウ・オクラ。

そして、バサッと引き抜いた若いショウガ。
「古根(ショウガ)も付いているから、おろして豆腐と食べな。」

古根が親株で、そこから若いショウガがいくつも出ている。

”おばさん”にもらう若いショウガは、
味噌とマヨネーズを付けてかじると、サクサクとおいしい!
採れたてのピーマンを早速。

”おばさん”のピーマンは、緑が濃くてツヤが一段と強く、
ゴロッと肉厚。

思わず生のままパクリとかじると、「!!」味が濃くて甘い。
そして、南国のフルーツのような香りがします。

その味を堪能するために、シンプルな調理法で。
丸ごとフォークに刺して、ガスの炎で直に炙ると
すぐに、パチパチと音を立てて、表面が香ばしく焼ける。

”おばさん”の古根をすりおろして、おしょうゆを振ります。
濃厚な味と香り!!

最高の一品になりました。

”おばさん”いつもありがとうございます!

2014/07/16

素材の味を。

 こんにちはタラスキンボンカースです。

ゴボウ。
近所の直売所で、ときどき見かけると買ってくるゴボウは、
ほんのりピンクの茎が付いています。

今朝まで畑にいましたよー。という雰囲気です。

タワシでゴシゴシとこすってキレイにしたゴボウは、
5センチくらいの輪切りにして、縦に2~4に割ります。

このゴボウは、けっこう太い。
ヂィーっと焼きます。

厚手のフライパンにオリーブオイルを敷いて、
中火で、ヂィーッとゆっくり焼きます。いじらないこと。

ひっくり返して、ヂィーッと。(4つ割りの場合は各面を)

10分~15分焼くと出来上がり。
 できあがり。

塩をパラパラ振って、お皿に盛りつけます。

ホクホク、ザクザクとした歯ごたえと、ゴボウの豊かな香り!
 インゲン。

今が旬のインゲンは、近所の直売所で
あふれるように売っている。

ピチピチ。

味の濃いインゲンを、味の濃いまま堪能しましょう!
 蒸し焼きにします。

フライパンを強火にかけて、洗ったインゲンを投入。
洗った水分だけでも良いのですが、心配ならお水を大さじ1。

ガーッッと強火です。
すかさず、塩を振り入れましょう。

フタをして、強火のままガーッッと焼きます。
 こんな感じに出来上がり。

茹でるのではなくて、焼くというイメージでしょうか。

振った塩が、カラカラになって、(必ずカラカラになるまで!)
少し、インゲンに焦げ目がつくくらいが、おいしさのヒケツ。
 出来上がりー!

お皿に盛りつけてから、
おいしいオリーブオイルをサッと振るのもオススメですが、
今日はマヨネーズにしてみました。

ザクザクと、濃厚な豆の味がします。
松田のマヨネーズ。

朝食で使ったのは、ニワトリの絵がカワイイこれ。

選りすぐられた素材だけでつくられたマヨネーズです。
子供のころに食べたような、懐かしい~味がします。

2014/07/15

『思い』の味

こんにちはタラスキンボンカースです。

先日、ある方からトスカーナのワインを頂きました。
「冷たいまま持って帰って」と、保冷剤と一緒に。

夜、冷蔵庫でひんやりと冷やして飲みます。
爽快な風味!
丁寧に素材を選んで丁寧に醸造された、清涼な味です。

暑い夏の夜にぴったりのワインです。 
さくらんぼジャム。

先日、ある方からさくらんぼジャムを頂きました。

山形県といえば、さくらんぼの産地ですが、そのさくらんぼを
ぜいたくに使った、その方の手作りです。

この瓶の中に、
いったい何粒のさくらんぼが詰まっているのでしょう・・・。

『小さな恋人』カワイイラベル。
ごっそり。

手づくりのさくらんぼジャムは、とても高貴で優しい味がします。
「チェリー味」じゃなくて、「さくらんぼ味」なのです。

ひとすくいして、トーストしたパンに。 
菓子。

先日、ある方から和菓子を頂きました。
東宮という菓子店の。

薄く繊細に焼かれた、焼き菓子と干菓子の間のようで、
ニッチリとしたゆず餡が、薄すーくサンドされています。

見て味わって感じて、風味のなかに風景を思わせるお菓子。

ワイン、ジャム、菓子。

どれも、作り手の丁寧な『思い』の詰まった味です。

2014/07/14

ワークショップ2回目

 こんにちはタラスキンボンカースです。

7月13日の日曜日は、「せたがや文化財団 生活工房」で
先週に引き続き、『サンデーモーニング・ワークショップ』
の第2回目が開催されました。

貴重なお休みの日曜、時間を割いてお集まりくださった皆さま、
本当にありがとうございます!!

今回は、カナヅチを使った「ハトメの打ち付け」と、
指先を使った「ロープワーク」の工程でした。

渾身の力を込めて、
「えいっ!!」「えいっ!!!」と、カナヅチを打ち付ける度に
カナヅチを振るう皆さんの手が、「チカラ」に満ちてくるのです。
体が何かを思い出したかのように。

そして、指先を使ったロープワーク。
漁師さんが日常的に使う、『アイスプライス』に悪戦苦闘・・・。

そして次々と、個性的なバッグが出来上がりましたよ!
早速、『サマー・トートバッグ』を持って、海へゆきましょう!

タオルや着替え、水筒をバサバサ放り込んで、真っ青な海へ
走ってゆきましょう!

ザザーっ!!
今年の初海です。

『サマー・トートバッグ』
皆さまが、どこかで使ってくださってることを想像しつつ、
透明な海の上に浮かんでみたりしました。

皆さま、たのしい時間をありがとうございました。

2014/07/11

夏~!

 こんにちはタラスキンボンカースです。

昨日、集落の小さな漁港では、おじさんたちが小型の舟を
陸に引っぱりあげたりして、台風への備えをしていました。

雨は霧雨のように細かくて、風らしい風も吹いていません。
 今朝。

台風は、雨も風も起こさないまま、夜中に通過したようです。
画面の右側が外洋で、左側が山です。

雲が、ものすごい勢いで、山のてっぺんで湧いては
画面の左側へどんどん流れてゆきます。

右は真っ青な空。
左はまだ、どんよりとした曇り空です。
みるみる晴れて、夏空になりました。

入り江の中ほどには、白い帯のようなものが漂っています。
外洋は、それなりに荒れていたようで、泡立った海水が
入り江に、帯のように流れ込んできているのです。

とうとう、本格的な夏になりましたよ~。

2014/07/09

海からモヤ・・・。

こんにちはタラスキンボンカースです。

食卓にピーマンが登場し始めると、「夏だなぁー」と感じる。

食卓にあがる野菜は、近くの直売所で買うものがほとんどで、
その季節ごとの野菜が登場するわけです。

ジャガイモは、裏の畑の”おばさん”がくれたホクホクの男爵。
大きなズッキーニと、ピーマン、玉ねぎは直売所で。
ナスは、畑の真ん中にある無人小屋で100円で買います。

この時期の玉ねぎは、
新タマネギと普通の玉ねぎの、中間のような感じ。
ズッキーニは梅雨時にいちど、途切れるのですが、(雨に弱い)
今年は、雨が少ないので、ずっと出回っています。
ナスとピーマンはこれからが旬。

こうして、春は春らしく、夏は夏らしい料理になるのです。
 霧・・・?

朝ごはんを食べていると、ベランダの外に見える入り江に
霧のようなモヤが漂い始めました。

海面からモワーッとあふれるように湧いてきて、だんだん
山の上の方まで白くなってきました。
ドライアイスの煙のようでもあります。

しばらくすると、あたりが真っ白に。

今日は、洗濯物が乾きそうにありません。

2014/07/08

こんにちはタラスキンボンカースです。

枝・枝・枝・・・・。
棚の箱の中に、枝をたくさん保管しています。

の材料になるわけですが、枝はどんな季節に切っても良いわけ
ではなく、なるべく樹が活動していない季節の方が良いようです。

というのも、活動の盛んな時期(春の芽吹き)のころの枝は
水分をたくさん含んでいるので、切った後に縮みやすい。
縮むと、樹皮がバリッと剥がれることがあります。

いろいろな樹種の枝は、
サクラ・ツバキ・クヌギ・ハンノキ・シイ・ニッケイ・ミカンなど、
近所のおじさんが「やるよ。」と言ってくれた山の木々です。
『枝のフック』

背面に溝を彫って、磁石を埋めこんであります。
スチール家具や、冷蔵庫、スチール製の玄関ドアーにピタッと
くっつきます。

ただいま製造中。

『枝のフック』は国立新美術館の地下1階

2014/07/07

ワークショップ1回目

 こんにちはtarasukin bonkersです。

7月6日の日曜日は、「せたがや文化財団 生活工房」で
『サンデーモーニング・ワークショップ』
の第1回目が開催されました。

たくさんの方々が日曜の朝から会場に集まってくださいました。
なんとうれしい!!

皆さま、ありがとうございます!

この日は、バッグの本体を帆布で作る工程でした。
輪っか。

さて、7月13日の第2回目は、いよいよロープワークです。

手指を使う作業ですから、指先を鍛えて頑張りましょう!
先端を処理する「バックスプライス」
これも「バックスプライス」
先端に輪っかをつくる「アイスプライス」
ロープとロープを交互につなぐ「カットスプライス」
ロープとロープをつなぐ「ショートスプライス」
これも、「アイスプライス」。一番よく見かけるロープワークです。

この「アイスプライス」を使って、帆布で作ったバッグに、
麻ロープの取っ手を編みつけましょう。

手を使って作ったモノは、きっと
『とくべつなモノ』になると思うのです。

2014/07/04

ニンジンサラダ。

 こんにちはタラスキンボンカースです。

先日、近所の無人販売所で買ったニンジン。
畑の隅っこにある小屋で、昼でも夜でも、100円を箱の中に
「チャリン」と入れると、採れたての野菜を買うことができる。

4本くらい束になったニンジンは、20センチほどで、
ゴッツリと太く、葉っぱがバサバサと付いている。

少し紫がかった色が、何ともおいしそうです。
朝ごはんに。

大きなニンジンを、細く刻んで、おいしいオリーブオイルと塩で
ザクザクと和えます。
ニンジンの葉っぱを刻んで散らすと、香りが良い。
(パセリのよう)

しっとりと、しかしジャキジャキと良い歯ごたえで、
香りが濃く、甘みが強い。

ニンジンだけの、山盛りサラダ。
あっという間に食べてしまいます。

2014/07/01

扇風機

こんにちはタラスキンボンカースです。

7月1日。
毎月1日、集落一斉の掃除『持ち持ちの掃除』の日です。
朝6時30分から、草むしり。

こちらは、日曜日に買ってきた扇風機。

工場用に造られたもので、ファンの径が20センチ程度の
小型ながら、素晴らしい量の風を吹き出すことができる。

高出力のモーター。丈夫で精度の良い金属性フィン。
シンプルなスイッチ類。丈夫なコード。無駄の一切ない構造。

これは正しいデザインです。

使っていて気持ちのイイものです。