こんにちはtarasukinです。
春の海では、ワカメやヒジキの収穫がはじまりました。
小船の上から、3メートルほどある長いカマを使って、磯辺の海藻を刈り取ります。
いかだを沈めて育てているワカメもありますが、
波打ち際の海底には、自然のワカメやヒジキがたくさん生えているのです。
おじさんやおばさんが、じっと水底に目を凝らして、
(または箱めがねで探している人もいます。)「えいっ」と、水につっこんだ長いカマをひっぱって
海底の岩にはえた海藻を刈り取るのです。
刈り取ったワカメは、昆布のようにピロピロとながくて、
チャイロい色をしています。 生のワカメはそのままザクザク切って、サラダに。
また、ワカメのしゃぶしゃぶも人気の食べ方です。お肉のしゃぶしゃぶ同様、ポン酢やゴマダレで。
そして、茎の部分は、こまかくきざんで湯通しして
温かいご飯と一緒に食べます。メカブです。
ワカメはお湯に通すと、パッと鮮やかな緑になります。
一方、ヒジキは煮たり干したり、長い時間加工します。
もう少し春が深まると、あちこちでひじきを煮たり干したりする、そんな風景が見られるようになります。