2011/03/04

山のみかん

こんにちはtarasukinです。
 
僕たちの住んでいる伊豆半島では、柑橘類の畑を
あちこちで見かけることができます。
 
いろいろな品種の柑橘類が、一年をつうじて
実をつけているので、
山の畑にはいつでも、キイロやオレンジ、黄金色の
まあるい実がぶら下がってます。
今朝の散歩は裏山です。
 
はく息が白いほど、空気はヒンヤリとしていますが
空は青くて、やさしい朝のひざしです。
僕たちの家の裏は、マテバシイの森になっています。
 
山をぐるっと一回りして、1時間ほどの
ちょうどよい、お散歩コース。
細い山道の上り口は、石畳になっています。
 
今では、細い山道のようにしか見えませんが、
昔は子供たちが、集落にある学校に通う為に
歩いた道だったそうです。
また、大人たちは海で捕れた魚を担いで
隣の山村まで、この道を通って行商にいったそうです。
 
国道が通るよりずっと昔は、この山道が
賑やかな”通り”だったのだそうです。
そんな山道の先の先には、
もう誰も手入れをしていない、みかん畑。
 
みかんといっても、甘夏かサンポウカンかハッサクか。
誰も手入れをしなくても、ヤブの中に埋もれながらも
今年の実を、たわわに実らせていました。