2009/12/24

イト

こんにちはtarasukinです。
 
僕は、こまかいことがあまり得意ではありません。
途中ですぐに嫌になってしまいます。
その点、bonkersはこまかいことを黙々とつづけられます。
イト。絡まっているのを解くのなどは得意なようです。
 
その点、僕は絡まったイトなど適当にしか解けません。
解けないとなると、切ることしか考えられなくなります。
bonkersは根気よくちょこちょこと、いじっては(ハナ唄まじり)
時間を掛けイトを解いてゆきます。少しもイトを無駄にはしません。
見習うべきところは、しっかりと見習べきということで、
僕もイトをていねいに扱ってみることにしました。
 
まず、小枝のかけらを切り出して、糸巻きを作りました。
端からていねいに巻いてゆきます。
強くひっぱらないように、優しく扱うのがコツのようです。
巻けたら、新しい糸巻きだよ。ってbonkersにあげます。
こうしておけば、僕が使うときでも絡まったりしません。
イト。さっき新しい糸巻きに巻いていたイトと、
太目の木綿のタコイトを3本に撚り分けた、ほそいタコイトを
それぞれ適当な長さに切って
ヤシャブシ、クサギ、ツバキの花で染めます。
普段だったらこのあたりでもう、嫌になっている頃です。

鉄とアルミの2種類の媒染をかけると、6色に染まります。
庭に咲いている紅いツバキの花で染めたイトは、
鉄媒染でムラサキに、アルミ媒染でピンクに染まりました。

イトを扱う、ていねいなココロが身についたようなので
途中で絡まることもなく作業が進められるようになりました。

で、染めたイトを芯に使って作ったのが、
マサキの小枝から型をとって作ったろうそく。
どれもやさしい色。