先日、にわの草木で色を染めていたタコ糸
そのいろいろな色のタコ糸を、芯にして出来上ったのは、
『小枝から型をとって作ったろうそく』
サクラやマサキ、クヌギやヤシャブシ・・・。
庭に生えている木の枝を、そのまま型にとって作った、
「枝」のカタチのろうそくです。
ミツロウを溶かし込んだろうそくは、やさしい色です。
草木染をした芯の色も、うっすらと透けて見えます。
ひとつひとつが少しずつ、ちがう色とカタチです。
それは、ひとつひとつが手作りだから。
週末の夕食、テーブルの真ん中に、そっと灯をともします。
楽しい会話に時が流れて、ワインのボトルが空になるころ
テーブルの上のろうそくは、短くなっても、枝のカタチ。
最後の最後まで、ずっと、枝のままです。