2022/07/25

海開き

こんにちはタラスキンボンカースです。

7月23日は、私たちが暮らしている集落の入り江で、海開きが行われました。

明るく楽しいイメージの海水浴場ですが、その始まりの日には、こうした儀式が人知れず行われているのです。

炎天下の昼12時ころ、近くの山から切り取った竹4本を砂浜に立てました。
その四方にしめ縄を張り、紙垂(しで:稲妻型の紙)をたらします。

この四角の領域は、神様が下りてくる場所になるのだそうです。

四角の中央には、『塩』『米』『酒』『鯛』『果実』『野菜』などの神饌(しんせん:神様のお食事)が捧げられました。

そして13時ころ、神職がしめ縄の内側に入り、祝詞を上げました。

こうして海水浴シーズンが始まります。