2020/11/04

小屋組み

こんにちはタラスキンボンカースです。

週末は『作業場』の「天井を抜く」作業を行いました。

築年数およそ50年の建物には、和室がふたつと洋風のリビングダイニングがありますが、それらを一度、解体するのです。

解体してから新しく部屋割りを行う予定。
まずは、ダイニングの天井。

築50年の天井裏は、いったいどうなっているのでしょうか・・・。
はがす。

天井板はデコラティブな柄のパネルになっています。

板と共に50年間ふりつもった、いろいろなものが落ちてきました。
パネルの裏は頑丈な木下地が組まれていました。

現代の住宅に比べると、かなり頑丈な作りの天井です。
木下地をノコギリで切ります。

三角の小屋組みが見えてきました。
少しずつ解体します。

天井裏が明るくなってきました。
続いて、こちらは和室。

美しい木目の天井板が張られていますが、こちらもはがしてしまいます。
はがした。

三角形の屋根裏が丸見えになりました。
そして廊下も。
屋根裏が見通せるようになりました。

複雑に組み合わさっている小屋組み(こやぐみ)。

梁(はり:水平にかかっている太い部材)や束(つか:垂直に立っている部材)や垂木(たるき:屋根に沿ってななめに流れている角材)など、さまざまな部材が屋根(家)を構成しています。

こうして適材適所、すべての部材が役割分担して建物を建たせているわけです。
すっきりキレイになりました。

そして続きはまた来週。