2020/10/20

うれしいサツマイモ

こんにちはタラスキンボンカースです。

今朝、集落のおじさんから電話がかかってきた。

「降りてこない?イモ掘ったからさぁ。」

玄関を出て、90段ある階段を下りてゆくと、軽トラックでおじさんがやってきて、どさっと重たい袋をふたつ手渡してくれました。

「2しゅるい植えたんだけど混ざってわからなくなったょ。」

そう言って、植えた品種のことや保存の仕方や、畑に残ったツルをイノシシの罠にエサとして使うことなどを教えてくれました。

植え付け時期の5月ころ、2種類の”おいしそうな”品種を選んで植えたのだと思います。
それが収穫時期を迎えて、「おいしくできたかな?」という”わくわく”を、今日いっしょに分けてもらったような気がしました。

袋には丸い形と長い形をした、傷ひとつなくきれいなサツマイモが入っていました。
さっそく蒸してみました。

洗ったサツマイモと少量(水深1センチほど)の水を鍋に入れて、蓋をしたら中火にかけます。

水分がなくなったら火を止めて5分ほど蒸らす。
出来上がり。

ねっとりとした濃い黄色で、キメの細かい舌ざわりです。
採りたてなので、すっきりとした初々しい味わいです。

おじさんに教えてもらった方法で保存しておけば、こってりと甘みも増してきます。

こうして分けてもらったサツマイモは、なんとも「うれしいサツマイモ」なのです。